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皮膚の構造私達の皮膚は、一体どのような構造で、どんな役割をしているのでしょうか? それをまず理解しておくと、お肌のトラブルの対策がとても分かりやすくなります。そこで、下図のイラストを参考にしながら、皮膚の構造について分かりやすく解説したいと思います。 ![]() 皮膚は私達の体の表面を、むらなくおおい紫外線などの刺激から、身体を守り湿度や温度の調整機能をはたしています。 一般に、皮膚と呼ばれている部分は、 表皮と真皮の まず、表皮についてですが、その表面は角質層と呼ばれ、通常の皮膚細胞が角化の途中で、細胞核を失ったものです。これは硬いたんぱく質で出来た細胞で、ブロック状に何層も重なった構造になっています。 (細胞の核が無いわけですから、死んだ細胞なのですが身体の一番外側で、皮膚を守る役割を果たしています。) そして、皮脂腺から分泌される皮脂に、おおわれる事によって、皮膚にうるおいと滑らかさを与え、外部からの刺激を防いでいます。 表皮の一番下の基底層には、メラノサイト(色素細胞)が点在していて、紫外線を浴びると活発化して、メラニン色素を作り出します。つまり、日焼けのことです。 そして、この表皮全体は、基底層から角質層に向かって、20才代で約1ヶ月で、皮膚の再生が行われています。 次に、真皮の方は線維芽細胞という細胞から作られ、線維と基質の両方からなる構造になっています。 線維は、主成分がエラスチンとコラーゲンから出来ていて、皮膚の弾力を保つため、真皮内で網状の構造でクッションの役割をはたしています。 基質は、線維の間に満たされた、水溶性のコラーゲン等の物質で、水分を保持して真皮内の水分を、一定に保つ構造になっています。 このように、表皮部分は外部からの刺激で傷付けられても大丈夫なように、ターンオーバー機能で皮膚を再生して、コラーゲンが主成分である真皮の方は、それを、支えるための水分や養分の補給をして、皮膚の弾力を保つ構造になっています。 ちなみに皮膚に直接影響のある紫外線は、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)がありますが、UVBが真皮の上部まで達し、UVAが真皮の奥深くまで達します。 これだと、UVAのほうが、危険な紫外線のように思えますが、実際はUVBの方がもっと危険。 UVBは皮膚に炎症を起こしたり、ガンの原因になったりすることもありますので、要注意です。(詳しくは紫外線対策のところで。) 次ページ →睡眠について |
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